おさんぽやなないろについて
「自然の中で、その子その子のペースで過ごすこと」
「自然の中で、自分の思いややりたいことと向き合うこと」
「自然の中で、自分を表現できること」
「自然の中で、四季を感じること」
「自然の中で、お互いを思い合えること」
おさんぽやなないろでは、こんなことを大切にしています。
私の「おさんぽやなないろ」としての活動は2010年に、我が家の3人目の子どもと一緒に愛知県内の「森のようちえん」に親子で参加したことから始まりました。
一緒に森で過ごす中で、我が子の表情、言葉がどんどんと満ちあふれる姿を見、私自身「森のようちえん」の活動や意義、そして子どたちの成長に与える影響について、とても関心を持つようになりました。自分の子どもと一緒に「森のようちえん」に参加し子どもの成長を実感することができ、その気持ちはますます高まっていきました。
その後、愛知県内の「森のようちえん」や、大府市内の野外施設で「森のようちえん体験」講座に関わらせていただくことで、「森のようちえん」活動により強く携わっていきたいと考えるようになりました。
2016年「森のようちえん体験」講座を通して、参加してくれた子ども達の成長を実感することができました。そして、もっと子どもたちが生き生きいろんな色で輝いていられるような居場所を作りたい!!と思い「おさんぽやなないろ」の活動をすることとなりました。
「おさんぽやなないろ」は、自然の中で子どもたちがいろんな色でのびのびと光り輝くことができる場として、そして子育て真っ最中の保護者の方々が心地よく集うことができる場として、2018年4月より活動をスタート。子どもたち一人ひとりのペースを大切に、あるがままの子どもたちを受け止めながら、おさんぽを楽しんでいます。親も子どもも急がされることなく、のんびりお互いを思い合える。そんな場所でありたいです。
森のようちえん について
みなさんは、「森のようちえん」という活動をご存知ですか?
日本ではまだまだ認知度も知名度も低いのが現状ですが、欧米諸国などでは、自然の中で子どもの主体的な学び・遊ぶことによって、子どもたちの感性や心身を健全に育むとともに、創造性や協調性、そして仲間との人間関係を形成していくための子育て活動として、「森のようちえん」活動が広く認知されています。
日本でも、「自然体験が子どもたちの成長に不可欠である」として、平成25年1月に中央教育審議会の「今後の青少年の体験活動の推進について」という答申の中でも、「生きる力」として提唱されています。
森のようちえん活動は、幼児期に自然体験の中で子どもたちが自ら成長しようとする力を見守り、自主性を尊重した子育て活動を行っていきます。そして、自然体験を通じて、子どもたちの創造性や発想力を高め、心身の成長を促し、仲間たちとのつながりや社会性、そして将来の自立につながる経験を重ねていくことを目指しています。