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執筆者の写真綾子 近藤

自発的な遊び。居場所を見つける力。

スタッフやすこです。

去る9月26日、令和3年度なないろの平日預かり保育「だんごむし」入会をお考えの方に向けて、説明会を開きました。

その中で、現在だんごむしにお子さんを預けているお母さんの話を聞いていただきました。その内容をご紹介します。

まずは、週4日4歳(年少)のお子さんを預けている、Mさんのお話です。

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娘は1歳から2歳になる年の秋からおさんぽやなないろに通っています。

はじめは親子おさんぽのありんこで、次の年からだんごむしにも通い始め、年少になる今年度からちょうどなないろでも週4コースもはじめるということで幼稚園や保育園のかわりに通うことに決めました。

定期的に幼稚園や保育園に通わせた経験がなく、通った結果の比較の話ができませんので、選んだ理由についてお話ししたいと思います。

なないろを選んだ大きな理由はふたつです。

ひとつはなないろの活動が子どもたちの自発的な遊びを中心としていること、もうひとつは異年齢クラスを採用していることです。


まず遊びについて。

赤ちゃんのとき娘はおもちゃよりも大人が使っている日用品に興味があったようで、そういったものでよく遊んでいました。

洗濯ばさみで娘が遊んでいるのを見ているとき、洗濯ばさみとは洗濯物を干したときに風で飛ばされないように竿にはさみとめる道具であることをこちらから教えることが「教育」、この洗濯ばさみで遊ぶ方法を自分で考えて飽きずに遊び続けられることが「学び」、なのかなと思い当たりました。

そして、子どもは学びを遊びという形で自然にできるのだから、少なくともいずれくる教育の機会までは思う存分遊ばせてやりたいな、と漠然と考えていました。

そのため、遊びが中心で、しかも子どもが自発的に行えるように工夫されているような機関を選べたらいいと考えていました。


そして異年齢保育について。

昨年度の夏休みのなないろ園に娘は最年少で参加しました。なないろ園は夏休み期間中になないろで行っている預かりです。普段、幼稚園や保育園に通っている子どもたちが多く集まります。

そのときの娘の様子をあやちゃんにきいたときに、「年上の子たちのなかに入っていこうとして、ちょっと邪魔だよとかされながら、なんだかんだ居場所をみつけて楽しんでいた」と教えてもらいました。

そういう、居心地の悪い場所で居場所を見つけられるという力は大人になってからもとても重要な力ですが、誰も教えてくれない、自ら身につけなければならない力です。

未就学児の1歳、2歳の差はかなり大きいのでそのなかでうまく居場所をみつけられる力というのは一生の財産になるなと思いました。

こういう力は他の幼稚園や保育園で身に着けられないというわけではないと思いますが、大人にじゅうぶん見守られている環境でこういう試行錯誤を自然に行える機関はそうないだろうなと思いました。

異年齢クラスの良さに気づいたきっかけはなないろ園でしたが、なないろの活動が3年目に入る今年度はだんごむしに通う子どもたちの年齢に更に幅が出てきたこともなないろに決める後押しになりました。


以上のことをふまえ、他の要素も夫婦で話し合って娘をなないろに通わせることにしました。

もともと娘は少しゆっくり育っていく子だなと思っていますが、周りの子どもたちからいろいろな刺激を受けながらも彼女のペースでよい育ちをしているなというのが率直な感想です。

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令和3年度だんごむし週3~4日コース入会のご希望を受け付け中です。対象は、来年度2歳児以上(平成31年4月1日以前生まれ)の就学前のお子さんです。

だんごむし見学や親子さんぽの体験も随時承ります。

なないろオフィシャルLINEアカウントに登録してお問い合わせください❗️

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